FIFA女子ワールドカップが6月7日フランスで開幕

 

 FIFA女子ワールドカップが6月7日(日本時間6月8日)にフランスで開幕する。各地の予選を勝ち抜いた24カ国が世界一を決める、4年に一度の女子サッカーの祭典だ。アジアからは日本(FIFAランキング7位)をはじめ、オーストラリア(6位)、韓国(14位)、中国(16位)、タイ(34位)の5カ国が参加する。

 出場国が前回大会の「16」から「24」に増加したことで、それまで参加が叶わなかったヨーロッパの強豪に値するチームが、続々と世界の舞台へ飛び込んできた。この4年でヨーロッパの出場枠を争うライン上にある国々はこぞって強化に励み、急成長を遂げている。当然のことながら、アジアを含む他地域の代表国も改革を進めて本大会に臨んでおり、これまで以上にその実力は拮抗してきている。

 出場枠が増えたことで実力が明らかに見劣りする国もあるなか、日本が入ったグループDは最も過酷な組み合わせだろう。優勝候補の一角と目されるイングランド(3位)と同グループになったこともさることながら、アルゼンチン(37位)、スコットランド(20位)も油断のできない好チームで、日本にとってはシビアな戦いの連続だ。

 初戦で顔を合わせるアルゼンチンとは過去4戦全勝と、日本にとって分がいい相手だが、初戦というのは難しいもの。とくに今回のなでしこジャパンは、23名中17名が初のワールドカップだ。緊張感がどちらに転ぶかはフタを開けてみなければわからない。初戦で勝ち点3を得ることができなければ、ノックアウトステージ進出が一気に危ぶまれるだけに、ここでの取りこぼしは禁物だ。欲を言えば、3位通過の道をたどる場合(A・C・Dのグループ各3位、C・D・Eグループ各3位のそれぞれ上位1チームが通過)も見据えて、できる限り大量得点で勝利をしたいところ。

 続く第2戦の相手はスコットランド。ワールドカップ初出場のチームではあるが、選出されたメンバーはイングランドのリーグで活躍する選手が多い。未知数な部分があるだけに戦いにくい相手だ。しかも、アメリカ(1位)、カナダ(5位)と接戦を繰り広げるなどその成長は著しい。日本は最後にイングランド戦が控えているため、ここで勝利してノックアウトステージ進出を決めておきたい。

 最難関が最終戦だ。イングランドは今年3月のシービリーブスカップ(SheBelieves Cup)で完敗(●0-3)を喫した相手。攻守に隙がなく、相手のスピードを消すことが大前提の戦いになる。仮にここで勝利して1位通過になれば、少なくともノックアウトステージ初戦はB・E・Fグループ3位のうちの1チームとの対戦相手となる。ベストはもちろん3戦全勝だが、どのような形であれ、1位で次なるステージへ進みたいところだ。

 また、ケガ人を多く抱えるなでしこジャパンの現状を考えれば、徐々にコンディションを上げていけるこの組み合わせはありがたい限りとも言える。

 続いて、ノックアウトステージへ進むと仮定して、皮算用してみたい。1位通過となれば、数字上は分のいい相手との対戦になる。予想は難しいが、中国、カメルーン、チリあたりが上がってくるのではないか。2位通過の場合、グループEの1位、おそらく2017年のユーロチャンピオンのオランダか、初優勝を狙うカナダと考えられる。どちらが来ても厳しい試合になることは確実だ。

 3位通過の場合、ドイツもしくはフランスとこのタイミングで戦うことになりそうだ。いずれ戦う相手であっても、ノックアウトステージの一戦目で当たりたくはない。このステージに入ってから2試合を勝利しなければ、最終日程まで残ることができない熾烈な戦いの連続。タフな試合を勝ち抜いて上昇気流に乗ることができれば、過去2大会のように一気にファイナルに突き進むことも可能だ。

 ノックアウトステージは文字どおり一発勝負。実力的には、現在FIFAランク1位で大会連覇を狙うアメリカ、初優勝を狙う開催国のフランスが頭一つ抜けているが、開催国のフランスは大きなプレッシャーにさらされるであろうし、グループリーグで流れを掴んだ国に下剋上のチャンスもある。今大会はかつてないほどの大混戦となりそうだ。

 現地時間7日の午後9時(日本時間8日の午前4時)には、フランスvs韓国の開幕戦が行なわれる。アジア勢が優勝候補であり開催国のフランスとどう戦うのか、日本の立ち位置を測るうえでも貴重な指針となる試合だ。新たな世界女王を決めるワールドカップ。1998年ワールドカップフランス大会の決勝戦(男子)が行なわれた「パルク デ プランス」でその幕が上がる。

■グループリーグ
【1戦目】vsアルゼンチン/現地時間10日18時(日本時間11日、午前1時)
【2戦目】vsスコットランド/現地時間14日15時(日本時間14日、午後10時)
【3戦目】vsイングランド/現地時間19日21時(日本時間20日、午前4時)

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