“熊殺し”ウィリー・ウィリアムス氏、67歳で死去

“熊殺し”の異名で知られた空手家のウィリー・ウイリアムス氏が9日に67歳で亡くなったことが10日、分かった。

 ウイリアムス氏は、米国ノースカロライナ州出身。空手の極真会館コネチカット支部に入門し、梶原一騎氏が製作した映画「地上最強のカラテPART2」で巨大なグリズリーとの闘いを披露し、“熊殺し”の異名で一躍注目された。

 1979年に極真世界大会で3位入賞。また、80年2月27日に蔵前国技館で新日本プロレスに参戦しアントニオ猪木と格闘技世界一決定戦で対戦。結果はドクターストップによる引き分けに終わったが、鮮烈な印象を残した。

 その後、84年に極真会館から離脱し、園児を送迎するバスの運転手として働いていたが91年に「USA大山空手vs正道空手5対5マッチ」に参戦。久々の雄姿を見せたが、佐竹雅昭と対戦し、判定負けした。また92年には前田日明が主宰する「リングス」に参戦。7月には前田と対戦するも敗れた。

 97年1月4日には東京ドームで猪木と対戦するもコブラツイストで敗れた。その後は、木彫り職人として活動しながら後進の指導にあたっていると報じられていたが、67歳で波瀾万丈の生涯を閉じた。

 かつての激闘を展開したウイリアムス氏の訃報に参議院議員の猪木氏は「ウィリー・ウィリアムス選手の訃報に、心から哀悼の意を捧げます。ウィリー選手との戦いは、新日本プロレスとカラテの、互いの誇りを掛けて臨んだ熱い戦いでした。今でもあの殺気溢れる蔵前国技館のリングを思い出します。戦いを離れゆっくりと休んで欲しいと思います。さようなら、ありがとう、ウィリー・ウィリアムス」と追悼のメッセージを寄せた。

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