日大三 小倉全由監督に聞く、 練習時間は? 指導法どう変化?

 

24日に登場する日大三を率いる小倉全由監督(60=社会科教諭)は、関東第一と日大三を率いて、甲子園春夏通算19回の出場で計32勝。2001年夏、11年夏に全国制覇を果たした。しかし、11年以降の甲子園は初戦で3連敗中。「今年こそ校歌を聞きたい」と意気込む小倉監督に、練習環境が変わったのか、聞いてみた。

――11年に全国制覇して以降は甲子園で勝っていない。

「3回も1回戦で負けています。今年は何とか初戦を突破して、校歌を聞きたいなと」

――野球部員が在籍する「スポーツクラス」のカリキュラムが数年前に一部変更になったそうですが、授業が増えて練習時間が短くなったとか。

「いやあ、そっちは別に変わっていないですよ」

――スポーツ推薦で入学する選手の人数が減ったなどの変化は?

「それも変わらないでやってくれていますけど」

――学校の方針が進学率重視になった?

「自分が関東一高から来た時からウチはずっと進学率を重視していて、就職する生徒はほとんどいない。今年は金成(麗生)がトヨタ自動車さんにお世話になりましたが、教員が就職の書類作りが分からないくらいです」

――学校側から何も言われていない?

「『野球部が全然大学に行けないで進学率が下がっちゃ困るよ。監督が選手と一緒に頑張って育てて、一人でも多く、大学に行けるようにやってくれ』と言われたことはあります。ここにきて、何が変わったというのはないですね」

――練習量は減っていない?

「地獄の冬合宿も続けていますしね。昔、長嶋巨人の地獄の伊東秋季キャンプってあったでしょう? 自分が現役だった頃、あの伊東スタジアムで、暮れの28日から1月の7日までやっていたんです。世間が休みの時に日大三高はやるんだと。そのキャンプで自分が強くなったというのがあった。関東一高の監督になった時、練習をやって強くなったと感じてもらいたいと思い、やるようになった。それ以降、毎年12月末から2週間。午前5時半から午後6時までです」

――効果は?

「最初は怖くて逃げたい。3日目に体が動かなくなって不安が大きくなる。また3日経って気持ちが変化して、最後の3日になると、最後までやり切るんだと強い自分に変わってきます」

――平日の練習時間は?

「冬場は午後2時から6時半くらい。夏は7時半まで。月曜は4時、水曜は3時から。土曜も授業があるので午後からで、1時間ほど長いのは火、木、金だけ。月曜は2週間に1回、休みにしています」

――昔と今で、指導法や接し方を変えた部分は?

「特に若い時から変わらないです。合宿所に一緒にいてオヤジのようになっていますからね。風呂も選手と入りますよ。病気になれば看病もします。世間のお母さんは『冷えピタ』を貼って終わってしまう時代かもしれませんが、合宿所で預かってますから。病院へ連れていって、夜は氷枕を替えたりします」

――昔は怖かったとか。

「若い頃は『仁義なき戦い』が好きで、広島弁を覚えていた頃もありました(笑い)」

――質が高い選手が多いが、全国にスカウト網が張り巡らされている?

「(部長の)三木ができるだけ見ますけど、ウチは特待生制度をやっていないので、声を掛けてもなかなかねえ……。でも、坂倉(現広島)や桜井(現DeNA)あたりは『三高でどうしてもやりたい』と来てくれました。練習が休みの日に自宅へ帰れる範囲がベストだと思います。ウチは2週間に1回は自宅に帰します。月曜の授業が終わったら帰して火曜の授業にまた来る。遠くて帰れない子は焼き肉屋にでも連れていって『東京のヤツらに負けんなよ』と言いながら食べるんですよ」

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