名古屋学芸大生ら、南三陸の団地で交流

 

 東日本大震災から七年。被災地のお年寄りや子どもらを元気づけようと、名古屋学芸大(日進市)の一、二年生十人が九日から宮城県南三陸町の清水(しず)団地を訪問している。十二日まで滞在し、健康測定やウオークラリーなどを通じて交流する。

 震災後、高台に完成した清水団地には、津波の被害を受けた南三陸町清水地区の四十三世帯が二〇一六年秋ごろから暮らす。

 住民によると、もとの清水地区に根付いていた運動会や学芸会など住民同士が触れ合う場を、震災は奪った。

 学芸大は昨年まで年二回、定期的に宮城県石巻市の仮設住宅に学生ボランティアを派遣していた。被災地で就業体験した学生が、清水団地の住民と偶然知り合った縁で、今回の訪問につながった。

 団地では、「住民間の交流が少なくなっている」と聞いたからだ。「心の復興の支えになれば」と志願した十人の交通費は本人が半分、残りは大学側が負担する。

 大学では栄養管理やデザインを学ぶ十人は九日から住民宅にホームステイ。十日は、団地内の会館で、体重や骨密度の測定機を使って、高齢者らの健康を確認した。

 測定を受けた佐藤はぎのさん(90)は六十代の息子と二人暮らし。「若い人の優しい気持ちで元気になれる」と笑顔だった。

 十一日はクイズを交えたウオークラリーや餅つきを企画している。

 今回の訪問には、学芸大の姉妹校・名古屋外国語大(日進市)でマスコミ業界を研究する一年生二人も同行。学芸大の学生らが住民と交流する様子を記事にし、十一日に新聞を完成させ全世帯に配布するという。

 学芸大メディア造形学部二年、牛江凜さん(20)は、初めて被災地を訪れた。「震災の跡が残るうちに訪れたかった。復興がまだ続いている現実を、自分の目で見られてよかった」と話した。

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