北川景子、多忙な生活の中で美しさを保つ秘訣

 

昨年は映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』『探偵はBARにいる3』のヒロイン役、スペシャルドラマ「帰ってきた家売るオンナ」での主演など様々な役柄で輝きを放った北川景子さん。現在放送中の大河ドラマ『西郷(せご)どん』では、13代将軍・徳川家定の妻、篤姫を演じています。初出演となる大河ドラマに挑戦した現在の心境や、多忙な生活の中で美しさを保つ秘訣などを語って頂きました。

「今回は西郷隆盛を主人公とした物語なので、その中で篤姫は西郷と関わった人物のひとりとして描かれています。林真理子先生と中園ミホ先生の描く篤姫は、前半はとても男勝りでハツラツとしていて、良い意味で普通の女の子。後半に向けて少しずつお姫様らしくなっていく姿に注目して頂けたらと思います」

「クランクインの前に二泊三日で鹿児島の篤姫ゆかりの地巡りをしたんです。その時に感じたのは、篤姫はとても芯があって精神的に強い女性だということ。篤姫は20代で結婚して2年で家定さんが亡くなりますが、そのあと地元である薩摩に帰らずに最後まで自分のお家は徳川なんだと腹をくくり一生を大奥に捧げていますよね。それは簡単に真似できるようなことではないと、そんな風に改めて彼女の芯の強さを実感させられる旅でした」

 

夫・又吉さんは「アカデミックな方で家定とどこか似ている」

篤姫の夫となる将軍・家定を又吉さんが演じると最初に聞いた瞬間“凄くいいコンビネーションになる予感がした”と話す北川さん。注目してほしいのは、短い結婚生活ながらも、二人の間に確かにあった“愛”の部分だそう!

「二人で一緒にお花を見たり、家定さんが柿の絵を描いてる隣で篤姫がその様子をにこやかに見ているなど家定さんと篤姫のシーンはほのぼのとしたシーンが多いので、視聴者の方々の息抜きのようなものになるのではないかなと。家定は周りから“ぼんやりしている”と言われることもありますけど、実は心が優しくて絵の才能のある素敵な方。そして演じている又吉さんもお笑いもできればファッションセンスもあって、絵画にも詳しく小説も書かれているアカデミックな方なので家定とどこか似通っている部分があると感じています。政(まつりごと)がからんだ政略結婚ではありますけど、篤姫と家定さんの間にはちゃんと愛が通っていたことがわかる脚本になっているので、二人のシーンに是非注目してご覧頂けたら嬉しいです」

 

初の大河はリハーサル初日から“全て自分の責任”だった

 

初挑戦となる大河ドラマ。全国放送で幅広い世代に愛される大河ドラマというプレッシャーから、篤姫初登場の第5回放送が終わるまで緊張が切れなかった、という驚きの告白も。

「大河ドラマはいつか出演してみたいと思っていたのですが、今回ご縁あって出演させて頂くことになりました。凄く嬉しかったのと同時に私らしい篤姫をどう演じたらいいのだろうかと悩みましたし、大河ドラマに対してどこか“敷居が高い”イメージを持っていたので、多くの視聴者の方に満足して頂けるお芝居をしなければと気合いが入りました。クランクイン前は緊張と不安の日々を過ごし、篤姫初登場の第5回の完成を見たときはもっとこうすれば良かったと反省するところもあり、結局第5回の放送が終わるまで緊張が切れることはありませんでした。翌日にプロデューサーさんから“とても評判良かったよ”と言って頂いてようやく“一年頑張れそうだ”と思えたんです(笑)」

 

篤姫を演じる上で特に苦労したのは「薩摩言葉」

 

“月曜日にリハーサル、火曜から金曜日に撮影”という大河ドラマの撮影方法やスケジュールについてうかがうと――。

「月曜日に火〜金までの一週間分の台詞を覚えなければいけないんです。更に薩摩ことばもあるので台詞覚えは毎回必死で…(笑)。大河ドラマのリハーサルは役者さんが各自作り上げたものを披露する場なので、その場で監督さんから指示を受けることもないんです。所作も時代劇の言い回しも当然わかった上で行かなければいけないですし、もちろんそれはできて当たり前の話ということになります。リハーサル初日から“全て自分の責任なんだな”ということを思い知らされました(笑)。一年間しっかりとやり遂げたいと思います」

 

(C)NHK

(C)NHK

篤姫を演じる上で特に苦労したという薩摩ことば。自分では気付かないうちにプライベートでもつい訛ってしまうこともあったと、プライベートでのエピソードを明かしてくれました。

「私は関西出身なので普段は関西弁なんですけど、西日本繋がりで言葉が近いといいなと思ったら全く違いました(笑)。昔は薩摩ことばが話せるかどうかで本物の薩摩の人間か判別していたそうで、わざと難しいイントネーションになっているんです。上がり下がりのイントネーションが激しいので、歌を覚えるような感覚で薩摩ことばを覚えていて。鹿児島のロケの時はキャスト同士なるべく薩摩訛りで話すようにしていたのですが、そのロケの期間中は自分では薩摩ことばが出てしまったことに気付かなかったのですが、家族と電話をしているとよく“いま訛っていたよ”言われました(笑)」

 

プライベートでも薩摩訛りがでるほど、全身全霊で挑んでいる篤姫役。ご自身との共通点は――

「篤姫の言葉は裏表がなく、最後まで真っすぐに自分の思いを貫くような責任感の強さを感じます。私も“ここは言うべきところ”と判断したら、ハッキリと意見を言うので、そういう真っすぐなところは篤姫と似ているのではないかなと思います。また、篤姫の親を尊敬する気持ちや家を大切にするところ、信念を貫く姿はとても尊敬しています」

 

悩みがあっても暗い顔を見せずに、笑顔が美しい人でありたい

 

ご自身と篤姫を“まっすぐな性格”と分析する北川さん。その芯の強さを感じる佇まいや、凛としたオーラは、同世代の女性からも多くの支持を得ていますが――

「中高時代は女の子しかいない学生生活を送っていましたし、デビューしてからも雑誌Seventeenやドラマ「美少女戦士セーラームーン」といった同世代の女の子との仕事が多かったんです。そのせいか、良くも悪くも異性の目をあまり気にせずに生きてきたように思います(笑)。でも、もしかしたらそういう異性に媚びない姿勢が多くの女性に共感して頂けたのかもしれないですし、実際にファンの方からそういう声を頂くこともあるので、これからも飾らずに今まで通り生きていきたいと思っています。思ったことはしっかりと相手に伝え、自分の意志を持って生きることを大事にしたいですね」

 

結婚後も女優として輝き続け、更に女性としても美しさを増している北川さんに、最後に美しさを保つ秘訣をうかがいました。

「仕事や人間関係などで悩むこともありますが、あまり悩みすぎず気持ちを切り替えるようにしています。仕事の時は仕事に集中して、友達と会って食事をしている時はとことんその時間を楽しむ。あとは沢山食べて運動をすればしっかりと気持ちの切り替えはできます。悩みがあっても友達と会っている時は楽しい会話をしながらよく笑うことが自分にとっての栄養剤。なるべく暗い顔を見せずに、笑顔が美しい人でありたいです。日々充実した生活を送っていれば、きっと自然と美しい笑顔になれるのではないでしょうか」

撮影/徳永徹 文/奥村百恵 スタイリスト/林 峻之 ヘア&メイク/板倉タクマ(nude.)  衣装協力/HENZA LOS ANGELES

 

INFORMATION
大河ドラマ『西郷どん』
NHK総合 よる8時〜ほか

原作:林真理子
脚本:中園ミホ
音楽:富貴晴美
語り:西田敏行
出演:鈴木亮平、瑛太、黒木華、錦戸亮、二階堂ふみ、塚地武雅、北川景子、沢村一樹、青木崇高、藤木直人、鹿賀丈史、平田満、風間杜夫、松坂慶子、渡辺謙 ほか 
オフィシャルサイト https://www.nhk.or.jp/segodon/


PROFILE
北川景子(きたがわけいこ) 女優。1986年8月22日生まれ、兵庫県出身。O型。雑誌『SEVENTEEN』の専属モデルをきっかけに芸能界入りし、女優に転身。TBS系『美少女戦士セーラームーン』でドラマデビュー。以降、フジテレビ系ドラマ『謎解きはディナーのあとで』、『HERO』、日本テレビ系ドラマ『悪夢ちゃん』、『家売るオンナ』や、映画『パラダイス・キス』など、数々の作品で主演・ヒロイン役を務める。2016年1月、歌手でタレントのDAIGOと入籍。

 

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