前川講師問題‬, ‪‬文科相が担当局長を注意 授業データ要求で

 

 林芳正文部科学相は16日の閣議後記者会見で、文科省が名古屋市立中学校で講師を務めた前川喜平・前事務次官の授業内容や録音データの提出を市教育委員会に求めたことについて、「誤解を招きかねない面があった」として担当の初等中等教育局長を口頭で注意したことを明らかにした。その一方で「(市教委への)問い合わせは法令上、適切だった」と述べ、問題はなかったとの見解を示した。

 

 文科省は前川氏の授業を報道で知り、前川氏を講師として招いた経緯と授業内容を確認するためにメールで問い合わせたという。

 林氏はこうした調査について「地方教育行政法は教育委員会の事務に対して必要な調査をできると定めている」と述べ、今回の問い合わせが異例ではないことを強調。録音データを求めたことについては「必要があれば必ずしも否定されるものではない」と話した。

 メールについては「教育現場に誤解を与えないよう、表現ぶりや手法に十分留意すべきだった」としたが、具体的な問題点には言及しなかった。局長への注意は、林氏が教委とのやり取りを把握した12日だったという。

 市教委からの報告を確認した結果、授業に法令違反などはなかったという。ただ校長は、前川氏が天下り問題で停職相当の懲戒処分になったことなどを詳細に把握していなかったといい、林氏は「十分調べることなく招いたのは適切ではなかった」と述べた。

 一方、市教委の担当者は文科省からの要求について「問い合わせやお願いと受け止めており、現場への介入やプレッシャーとは認識していない」と説明した。ただ「個別の授業内容に関する問い合わせがあるのは異例」とし、文科省に質問の意図などを確認することも検討するという。

 前川氏を招いた授業は全校生徒と地域住民らを対象に実施された。校長は3年ほど前に前川氏と知り合い「説明が分かりやすい」などの理由で講演を依頼した。前川氏は子供時代に不登校になった経験などを話し、政治的な見解を述べる場面はなかったという。

 校長は「(今回の授業は)開かれた教育課程の一環。文科省からの質問には答えたが、録音データは前川氏の許諾を得ておらず、提供しなかった」と話している。

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