不倫をすれば家庭内が平穏になるのか

 

不倫をしている既婚女性がよく口にするセリフがある。

「私は“婚外恋愛”をしているけど、別にカレと将来一緒になりたいわけじゃない。“婚外恋愛”をすることで色々なことに寛容になれるの。家庭がより平穏になるのよ」

 果たして、この「理屈」は本当なのだろうか。実際に不倫……いや「婚外恋愛」をしている男女の例をもとに検証してみよう。

◆『昼顔』では「不倫すれば、機嫌よく夫のパンツも洗えるわ」と言っていたが…

 2014年に放送された、泥沼すぎる不倫ドラマ「昼顔」は大きな話題になった。その劇中で吉瀬美智子演じる不倫をしている人妻“滝川利佳子”が放つこんなセリフがある。

「外で不倫でもすれば夫にも寛大になれるわよ。(略)不倫すれば、機嫌よく夫のパンツも洗えるわ」

 不倫中の既婚女性の共感を呼んだとされるこのセリフ。当時、不倫真っただ中だった中井寛子さん(仮名・29歳)も同じことを思っていたという。

「それまでずっと旦那が家に存在しているだけでイライラしていたんです。もともと趣味も合わないし価値観も違う。ケンカが絶えなかったんです。
 でも同じ会社の上司と不倫関係になってからは、会社に行くのが楽しくなって毎日が幸せな気持ちでした。気がついたら家で旦那にイライラすることもなくなっていたんです。旦那も心なしかホッとしたようでしたし、これって不倫のおかげで家庭が平穏になったということですよね」(中井さん)

◆女は我慢できない

 このように考える既婚女性は多いかもしれない。韓流スターにハマる40代女性からも同じような話を聞く。しかし、韓流スターやアイドルにハマる女性と決定的に違うことがある。

……「女は我慢できない」ということである。

 決して全ての女性が、というわけではないが、多くの女性は不倫を始めた序盤の頃には、前述の中井さんのように、家庭と“婚外恋愛”が程良いバランスでうまくいっていると考える。家庭内の平穏のために外で不倫により恋愛感情の「トキメキ」を補充し、ストレスを発散しているような気持ちにすらなるのだろう。

 しかし、次第にそのバランスは崩れてくる。だんだん「カレの子どもがほしい」「正月やゴールデンウィークなどの長期休暇にもカレと堂々と一緒にいたい」といった感情が抑えきれなくなってくる。時には義両親の介護問題などが浮上し、「なぜ好きでもない相手の親の面倒を見ないといけないのか」といったモヤモヤからバランスを崩す女性もいる。

 こうして、徐々にうまく回っていたように見える家庭と“婚外恋愛”のバランスは崩れ、配偶者に離婚を切り出してしまったり、あるいは離婚することができないのに一緒にいるのは辛いからと不倫相手との別れを選んだりする。

◆男は隠し通せない

 一方で不倫中の男性はどうだろうか。昼顔の“滝川利佳子”のセリフに共感したという本井修也さん(仮名・42歳)はこう話す。

「不倫中の女性だけでなく、男性でもこれは同じことを思いますよ。平日は仕事で胃がきりきりするようなストレスを感じているし、休日は家で子どもの受験のことや女房の愚痴で心が安らぐこともない。女房とはもう何年もしていないですしね。
 だけど、自分を男として見てくれている女性が1人でもいるというだけで、何でも耐えられるような気持ちになれるんです」(本井さん)

 不倫をしている男性は、「妻と別れて不倫相手と再婚する」といったことは考えていないことが多い気がする。

 にも関わらず、多くの男性は「不倫を隠し通す」ことを苦手としている。たとえば、不倫相手と濃密なやりとりをしているにも関わらず、スマートフォンにロックをかけない男性は多い。しかも、そういう男性に限ってラブラブなメールを消せないで取っておいたりする。

 少しでも疑いを持った妻は即座にそのラブラブメールを見つけ出していたりするから、やっぱり不倫は発覚してしまうのである。まぁ、ロックをかけていたとしても女性は国家スパイ顔負けの特殊能力で解除できるものだが。

 というわけで、男女共にやはり「家庭内は不倫により平穏になる」というのはありえないのではないかと思う。

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