メディア芸術祭「この世界の片隅に」「ルーのうた」受賞、湯浅政明

第21回文化庁メディア芸術祭の記者発表会が、本日3月16日に東京・国立新美術館にて行われた。

 

第21回文化庁メディア芸術祭の記者発表会が、本日3月16日に東京・国立新美術館にて行われた。

文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で優れた芸術作品を顕彰するメディア芸術の総合フェスティバル。第21回には4192作品が寄せられ、過去最多となる世界98の国と地域から応募があった。

アニメーション部門の大賞は「この世界の片隅に」と「夜明け告げるルーのうた」が受賞。「この世界の片隅に」の表彰ではプロデューサー・真木太郎が登壇し、現在モロッコの映画祭に参加しているという本作の監督・片渕須直のコメントを代読した。コメント内で、片渕は2009年にこうの史代がマンガ「この世界の片隅に」で受賞、翌2010年に自身の監督作「マイマイ新子と千年の魔法」が優秀賞に輝いたことを述懐。「その2010年のメディア芸術祭の控え室で『この人が監督です』と人に紹介していただいたのが、『この世界の片隅に』の監督として自分自身を確かめた初めてのこと」と、メディア芸術祭との不思議な縁をつづった。

「夜明け告げるルーのうた」からは、監督の湯浅政明が登壇。湯浅は本作について「周りを気にして正直にものが言えない少年が、好きなものに対して正直になる話なので、自分たちも子供の頃に観たアニメの影響を素直に出しました」と明かし、「ポニョ(『崖の上のポニョ』)のパクリではないかと思って劇場に行くのをためらったという意見もたくさん見かけましたが、作っているときはまったくポニョを意識してなくて。でも子供の頃に観た宮崎駿作品には大きな影響を受けています。似ているかどうかは自分の目で確かめてください」と茶目っ気たっぷりに語る。

そして「小さい頃から変わってるとか偏屈だとか言われてきたので、僕もみんなに理解されたいしみんなを理解したい。今作はそのメッセージというかラブコールでもあります。今回、この賞をもらって、理解されたと理解させていただきます」と笑顔を見せた。なお湯督は2004年に「マインド・ゲーム」、2010年に「四畳半神話大系」で文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門大賞を受賞。3回目の大賞受賞はメディア芸術祭初となる。

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