「鬼界カルデラ」の薩摩硫黄島で火山性地震が急増!

 

 鹿児島県の薩摩硫黄島では、きょう(19日)未明から、火山性地震が急増しており、午前9時までに36回発生していると気象庁が発表した。先月上旬からは夜間に火映現象も観測されており、地熱活動が高まっている可能性があるという。

鹿児島県南端部から30キロほど離れた薩摩硫黄島は、東西6キロ、南北3キロ、面積11.7平方キロ。7300年前に国内最大規模の大噴火を起こした「鬼界カルデラ」の周縁部に誕生した火山島で、約6000年前以降に海面上に姿を表した。島の東にある主峰の硫黄岳は1990年代末からひんぱんに噴火しており、そのたびに島内に火山灰を降らせている。

 

気象庁によると、19日午前3時ごろから振幅の小さな火山性地震が相次ぎ、けさ9時ごろまでの発生回数は36回にのぼる。今月16日には地下の水蒸気やマグマの動きを示す火山性微動も1回観測されており、先月9日からは夜間に火口上空の雲が赤く見える火映現象も観測されているという。

 

硫黄岳では、昨年1月1日以降、火山性地震が増加し、1日の地震回数が50回を超える日が相次いだため、噴火警戒レベルが「2」に引き上げられていたが、2017年1月下旬からは地震回数が減少したとして、気象庁は同年2月24日、警戒レベルを「1」に引き下げた。

 

気象庁は引き続き警戒レベル1を継続するとしながらも、「地熱活動が高まっている可能性があり、火口内では火山灰などが噴出するおそれがある」などとして今後の火山活動に注意するよう呼びかけている。

 

■新燃岳など国内火山の現状は、ハザードラボ「火山マップ」を御覧ください。

薩摩硫黄島

鬼界カルデラと薩摩硫黄島の位置関係を示した海底地形図(海上保安庁)
硫黄島

きょうの硫黄島港のようす(鹿児島県三島村ライブカメラより)

ボタニカルホワイトニングで輝く白い歯に

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